
仮面ライダー555は、
ただ怪人を倒していく作品ではありません🔥
この作品が今でも強く残るのは、
ファイズのかっこよさより先に、
人間とオルフェノクがどう生きるのか
という苦さが前に出るからです。
555は、
木場勇治が死の直後に
ホースオルフェノクとして覚醒し、
長田結花や海堂直也と関わりながら、
スマートブレインとオルフェノクの
問題の中に入っていく作品です。
しかもオルフェノクは、
急激な肉体の変化に耐えられず、
やがて自ら滅びゆく種族なのです。
この時点で、
もう単純な勧善懲悪ではありません。
555を初めて見る人は、
まずここだけ押さえれば大丈夫です。
人間が怪人になる。
怪人にも善い人がいる。
ライダー側も全員まっすぐ正義ではない。
このねじれが、
555のおもしろさです🔥
仮面ライダー555とは?まず作品の特徴を初心者向けに整理
555は、
ファイズとオルフェノクの戦いを描く作品です。
でも本当の中心は、
「敵を倒すこと」より
人間とオルフェノクの境界が
どんどん曖昧になること
にあります。
怪人側のドラマに
本格的にスポットが当たり、
オルフェノクへ変わってしまった者たちの
苦悩が大きな特色です。
だから555は、
見ていて気持ちよく割り切れません。
人間だから正しい、
オルフェノクだから悪い、
そういう簡単な話にならないんです。
ここが重い。
でも、ここがめちゃくちゃ面白いです⚡
しかも555は、
人間関係もかなり苦いです。
すれ違う。
疑う。
信じきれない。
でも完全には離れきれない。
この空気があるから、
平成ライダーの中でもかなり大人っぽく見えます。
オルフェノクとは何か|555の世界観を理解するための最重要設定
555を分かるために、
いちばん大事なのがここです。
オルフェノクとは何か。
オルフェノクは、
「一度命を失った人間がよみがえった、
人類が進化した姿」
です。
つまり最初から
怪物だったわけではありません。
もともとは人間です。
だから555の怪人は、
ただの敵ではないんです。
木場勇治もそうです。
彼は死をきっかけに
ホースオルフェノクとして覚醒しました。
しかもそのあと、
長田結花、海堂直也と関わりながら、
人間として生きたい気持ちと、
オルフェノクとして生きる
現実の間で揺れ続けます。
ここが555の苦しさです。
怪人になったから悪になる、ではありません。
むしろ、
怪人になってしまったのに、まだ人間として生きたがる
から苦しいんです。
スマートブレインも重要です。
555ではスマートブレインが、
オルフェノクと
深く結びついた企業として登場します。
花形が創設した
スマートブレイン社の上層部の多くが
オルフェノクで構成されています。
つまり555は、
人間社会の裏側に、
もうオルフェノクの世界が
食い込んでいる話なんです💥
オルフェノクと人間はなぜ対立するのか|555が苦しくなる理由を解説
555がきついのは、
人間とオルフェノクが
最初から完全な敵ではないからです。
本当は、
分かり合えそうな場面があります。
共存できそうに見える瞬間もあります。
でも、壊れるんです。
人間はオルフェノクを恐れます。
オルフェノクは人間に裏切られ、
絶望していきます。
木場勇治も、
結花が警察に襲われたことをきっかけに
人間への不信感を覚え、
さらに結花の消滅を
人間の仕業だと思い込んだことで、
オルフェノクとして
生きることを選びました。
これが555のいちばん苦しいところです。
正義と悪の戦いではありません。
傷ついた者どうしのすれ違い
なんです。
だから見ていてしんどい。
でも目が離せない。
555の重さって、ここです。
乾巧・木場勇治・草加雅人を見ると555の対立がわかる
555を初心者がつかむなら、
まずこの3人を見るのがいちばん早いです🔥
乾巧は主人公です。
でも、
いわゆる分かりやすい
熱血ヒーローではありません。
距離感が独特で、
言葉も足りない。
それでも最後のところで見捨てきれない。
この不器用さが、555らしさそのものです。
木場勇治は、
オルフェノク側から見た良心です。
だから重い。
人間として生きたい気持ちが強いぶん、
壊れた時の痛さも大きい。
そして最終的には、
巧との決戦のあと、
「お前も人間だ」
という言葉で考えを改め、
アークオルフェノクとの戦いを
助けるところまで行きます。
草加雅人は、
人間側の怖さを強く見せる存在です。
この人がいるから、
555は「人間側が正しい」で終わりません。
巧、木場、草加。
この3人を見るだけで、
555がただのライダー対怪人の話では
ないことがかなり分かります⚡
555初心者はどこを見るとわかりやすい?オルフェノクと人間の違いを楽しむ入口
初心者が最初に見るべきなのは、
ベルトやフォームの細かい違いより
誰が何を怖がっているか
です。
ファイズギアはもちろん大事です。
しかも公式図鑑では、
ファイズは誰でも
変身できるわけではなく、
フォトンブラッドを制御できる者、
つまりオルフェノクだけが
変身できると説明されています。
この設定だけでも、
555が人間とオルフェノクの
境界を強く意識した作品だと分かります。
でも最初は、
そこより人間関係を
見るほうが入りやすいです。
巧は何を隠しているのか。
木場はなぜ苦しいのか。
草加はなぜあそこまで尖っているのか。
ここを追うと、
555は一気に面白くなります🔥
この作品は、
ファイズの必殺技や
フォームだけで語るにはもったいないです。
怪人になった人は、もう人間じゃないのか。
人間でいることは、本当に正しいのか。
555はそこをずっと突いてきます。
だから今でも残る。
だから初心者にも強くすすめたくなる作品です。